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感覚統合をサポートする。

じっとしていられない、椅子をガタガタ揺らす、といった落ち着きのない行動が見られる子は、「バランス感覚(前庭覚)」や「筋肉や関節の運動に関する感覚(固有受容覚)」が何らかの理由によりうまく機能していないため、体により強い刺激を取り入れることで、「心地よさ」と感じている可能性があります。

じっとできない、椅子をガタガタ・・・

固有受容覚があることで、自分の力や動きをその場に応じて変えることができます。

子どもたちはジャングルジムをぎゅっと掴んだりしたあと、飲み物を注いだり、鉛筆をそっと持ったりするなど力を加減することを学びます。

逆に、固有受容覚が未発達だと力の加減がうまくできず、自分は軽く叩いているつもりでも相手が痛いと思ってしまうほど強く叩いてしまうなどのトラブルが起きる可能性があります。

自分は軽く叩いているつもりでも・・・

感覚統合とは?

自分の体を使ったり、道具を使ったり、人とコミュニケーションを取ったり…私たちは、無意識のうちに周りの環境とうまくかかわっています。

これは脳に入ってくるいろいろな感覚を、「うまく整理したりまとめたりすること」=「感覚統合」がうまくいっているためです。

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感覚統合がうまく行われていないと?

感覚統合が十分に成熟していないと情緒面、対人面、学習面、言語面など問題が起こってきます。

身体へのちょっとした刺激

ADHDや自閉症、認知症、精神障害といった感覚になにかしらの障害を抱える人は、固有受容覚などの感覚への刺激が他の人と比較してすぐに不足してしまう傾向にあります。そのため適切な刺激を適切なタイミングで与えてあげることが重要です。

「感覚統合」の理論ですべてが解決するわけではありませんが、こういう方法もあると知っておくことで、子どもへの支援の幅が広がり、支援する側の気持ちも楽になるのではないのでしょうか。

子どもが困った行動をしているなと思ったら、その裏に何の問題が隠れているかを考え、未発達な感覚を補うサポートを取り入れてあげてください。

PROTAC A/S. 「An introduction to sensory integration」.

資料,(参照2021‐08‐30)

ではどんなサポートがあるの?

福祉先進国デンマークにおいて約30年にわたり支持されてきた方法をご紹介します。

・落ち着いたり、集中して欲しいと思ったその時に、座らせたり着せたりするだけ

・ブランコやトランポリンなど大きな遊具を使用する広いスペースがなくてもOK

・遊びの場だけではなく日常生活に溶け込む、目立たないコンパクトなデザイン

・ラテックスフリーでアレルギーの心配もなし

ご紹介するのは…

「前庭覚」「触覚」「固有受容覚」に適切な刺激を与える感覚刺激ツール「プロタック」
1994年にデンマークで生まれたパイオニア的存在です。

プロタックの製品には共通して特殊なプラスチックボールが使用されており、そのボールによる身体への刺激が、落ち着いて眠ったり、正しい座位姿勢を保持したり、勉強や作業に集中するための環境づくりをサポートします。

ボールの素材には柔軟性と弾力性に優れたEVA樹脂を採用し、ボール同士の摩擦音が少なくなる工夫をしています。

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製品一覧

製品一覧
Kuglepude Protac 129

Protac Ball Cushion™

教室やご自宅のダイニングチェアなど様々ないすに取り付けてご利用頂けるクッションです。ボールクッションは特に前庭覚と触覚を刺激しお子様などがじっと座っているための環境を整えるサポートをします。

Protac MyFit®

身体を動かすたびに深い圧力を提供する感覚刺激

ベストです。落ち着いて集中し活動に取り組める

環境づくりをサポートするために考案されました。

Protac Hylke  035
Protac-Skoleop-170

Protac GroundMe®

落ち着いて集中するための環境づくりをサポートするため、足元に置いて使用する感覚刺激クッションです。

Protac KneedMe® 

固有受容覚と触覚を刺激することで集中できる環境

づくりをサポートするひざ掛けブランケットです。

Protac-knaetaeppe--019-skole
Dyne Protac 056

Protac Ball Blanket™

プロタックボールブランケットにはいくつかのモデルがあります。利用者の感覚状態や好み、直面している課題により最適なモデルをお選びください。

Protac SenSit®

プラスチックボールが座面、背中、腕部分に詰め込まれたソファーです。リラックスした姿勢で快適にお座りいただけます。ボールの重さと圧力が固有受容覚刺激し落ち着くための環境づくりのサポートをします。

Protac-Soelyst-079
Protac-SenSit-Kuglepuf-Aquablaa-pige

Protac SenSit® Puff 

Protac SenSitと一緒に使用するよう開発されましたが、

単体でもスツールやクッションとしてお使い頂けます。

Protac SensCircle®

柔軟に形を変えることができるマルチクッションです。クッションは折り曲げたり、身体に巻き付けたりする

ことができるので、アクティビティやリラックスして

休みたいとき、あるいはポジショニング用など幅広い

場面で使用して頂ける可能性を秘めた製品です。

Protac Hylke  185
Protac Ball Blanket™ Flexible - better sleep though sensory stimulation
01:03
Protac KneedMe® - calmness and concentration
00:53
Protac Ball Blanket® Calm - sensory stimulation with plast balls in channels
01:23
Protac KneedMe® To Go - calmness and concentration
01:06
Protac Ball Cushion™ - strengthened concentration for school children
01:00
Protac MyFit® - calmness and concentration
01:19

プロタックの製品を導入する3つのメリット

01. 普段とは違う環境でも

障害をもつ子どもは普段とは違う環境にさらされるとパニックになって問題行動を起こしやすいといわれています。例えば教室では問題のない子どもでも場所が変わると急に落ち着けなくなる、なんてことはないでしょうか?

そんな時、持ち運びも楽なプロタック製品であればいつもと違う環境でも常に一緒にいることができるので子どもにとって安心できる心のよりどころとなるのではないでしょうか。

02. 学校だけではなくご家庭でも

親にとってわが子が安心できる環境で教育が受けられることは何より重要です。

ただ子どもが過ごす時間は学校だけではありません。むしろ家庭でどう過ごすかが学校生活にも影響を与えます。

プロタックの製品はご家庭でも使っていただくことができます。特に寝るときに使用していただきたいブランケットタイプの製品もありますので、学校で製品を使用してうまくいった場合はぜひお家で使用してみてください。

​また逆も然りで、お家で効果的に使用していただけているのであれば、学校でも使用できないかぜひ特別支援教育コーディネーターか担任の先生に相談してみてください。

03. 場面に応じて使い分けができる幅広いラインナップ

同じ障害でもその程度や症状は子どもにより大きく異なると思います。

その子の状態に応じ最適な接し方を模索しなくてはならない状況下で選択肢を与えてあげることで、子どもにとっても親や周りの大人にとっても欠かすことのできない存在になれればと思っています。

トランポリンやボールプールといった遊びのなかで刺激を入れてあげることも感覚統合では重要とされていますが、例えば集会の時にそういった遊具は使えないですよね?

プロタックの製品は勉強、集会あるいは寝るときなど場所や時間を選ばず使いたいと思ったときに使える製品です。

子どもたちが「助けてもらえるという安心感」をもつことができて、待つことができたり、学習への意欲や取り組みが良くなったり、前向きになったと感じることができれば、それは好循環に直結するはずです。

「集中して座ること」や「落ち着いて眠ること」と「身体への刺激」にどんな関係があるの?

「感覚統合」はアメリカ人作業療法士であり発達心理学者でもあるエアーズ(A. Jean Ayres)が学習障害(LD)や自閉症を含めた発達障害のある子どもたちへのリハビリテーションの一つとしてまとめた理論です。

プロタックの製品はこの理論で重要とされている次の感覚に刺激を与えることを目的に開発された製品です。

触覚(自分の身体を認知する感覚)

 

皮膚にモノが触れてそれを感じることで信号が脳へと伝達され私たちは身体の境界を認識することができます。このように皮膚は私たちの「内側」と「外側」を区別する手助けをしています。 

 

そしてこの身体認知と落ち着きには深い結びつきがあります。

一般的に身体への刺激が一定で継続している場合、脳は次第にその刺激を認識しなくなっていきます。

そのため身体認知を維持するためには、刺激は変化しなければなりません。

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ここにプロタックの製品がボールによる刺激を採用している理由があります。

 

製品内のボールがわずかに動くことで皮膚に異なる刺激が継続的に与えられます。すると脳は周囲の環境と身体を隔てる境界線について、その情報を常に更新していくようになります。

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固有受容覚(筋肉・関節からの感覚)

 

製品内のボールによって生み出される圧力が、『自身の身体は今どのポジションにあるか』というシグナルを絶えず身体に送ることによって、ユーザーの身体認知にアプローチします。

前庭覚 (重力を感知する身体バランス感覚)

 

クッションタイプの製品に座ると、中のボールが動くことによって身体は反射的にこの変化を感じ取り、バランスをとるために重心をシフトさせます。その際、姿勢を保つための筋肉(主に背中とお腹の筋肉)が刺激され、『まっすぐ座ろう』という反応につながっていきます。

こんな方にご利用頂いています

 

・小学校進学にあたりお子様が集中して授業に臨めるよう新しい環境でのサポートとして。

・通われている療育病院のOT(作業療法士)からのご紹介。

感覚統合療育を行っている方

(作業療法士(OT)、理学療法士(PT)言語聴覚士(ST)、 視能訓練士(ORT)、

 音楽療法士(MT))

 etc…

 

また以下の施設などで使用され日々の生活の一部となっています。

感覚統合を取り入れている施設

- 児童発達支援センター

- 支援事業所

- 医療型児童発達支援センター、

- 放課後等デイサービス

- 保育所等訪問支援

- 特別支援学校

- 幼稚園、保育園

- 小・中・高等学校

・発達障害をもった児童のいるご家庭

 

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プロタックのこれまで

福祉先進国の一つであるデンマークのメーカーProtacは1994年にOT(作業療法士)であるPia Christiansenによって立ち上げられました。
1990年、彼女は製品開発のきっかけとなる感覚統合理論を唱えたA. Jean Ayres本人が経営するロサンゼルスのクリニックで感覚統合に関するトレーニングを受けました。

その後母国デンマークの病院へ職場復帰すると彼女はアメリカで得た理論と経験を活かせないか模索を始めます。

当時のアメリカではADHDなどで落ち着きのない子どもに対する治療は、ボールプールなどを利用した遊びが中心となっていました。

確かに、ボールプールで遊ぶことで感覚は刺激されますが、彼女が診ていた精神疾患を抱える子どもたちにはボールプールへ飛び込むことはかなり難しいことでした。